ギリシャ大統領、「実務家内閣」で連立提案

 ギリシャのパプリアス大統領は14日、再選挙回避に向けて、有識者を首相に据える「実務家内閣」を提案した。しかしロイター通信によると、急進左翼進歩連合は「欧州連合(EU)などからの支援策を維持する政権の枠組みであることは変わらない」として、この提案を拒絶し、再選挙に照準を合わせている。

 「実務家内閣」構想は、既存の2大政党である中道右派・新民主主義党(ND)、中道左派・全ギリシャ社会主義運動(PASOK)に民主左派を加えた3党首との会談で出た。ND、PASOKとの連立を拒否する急進左翼を懐柔するため、できるだけ政党色を薄めた政権をつくる狙いとみられる。

 ギリシャは昨年11月、2大政党が大連立した際に、元中央銀行総裁のパパディモス氏が首相に就任。「実務家内閣」で財政再建を進めてきた。


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