新宿で「桂米朝展」 [舞台と伝統芸]

上方落語の大御所で人間国宝の桂米朝の歩みを振り返る展覧会「桂米朝展」が、新宿の紀伊国屋画廊で8月2日まで開かれている。

 会場には、文化勲章や作家の正岡容が米朝にあてて書いた新作落語の直筆原稿、米朝が仕事を事細かく記録したノートのほか、放送局の出演料の袋も含め、230点余りを展示中。会場を訪れた息子の米団治=写真=も「自分の父親ながらすごい落語家だと思った」と語っていた。

(2011年7月25日 読売新聞)

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